これだけは・・・これだけは絶対に覚えて!
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
今回は、トレードで勝ち続けるために絶対に必要な分析方法である、マルチタイムフレーム分析について書いていきたいと思います。
チャートを見るときに、気が付いたら同じ時間足だけを見ていたなんてことはありませんか?
5分足の値動きにとらわれて5分足のチャートだけをいつの間にか見ていてエントリーしていたなんてことがある人もいるでしょう。
木を見て森を見ず
という言葉があります。
トレードで安定した利益を出すためには、相場を「鳥の目」で見ることが重要なポイントです。
- マルチタイムフレーム分析とは?
- どのように分析していくのか?
ということで早速、マルチタイムフレーム分析について書いていきたいと思います。
相場を鳥のように空から見下ろそう!
FXにおけるマルチタイムフレーム分析とは?
まず、マルチタイムフレーム分析とはいったい何でしょうか?
マルチ(複数)
タイムフレーム(時間軸)
つまり、
複数の時間足を総合的に判断してトレードを行うこと
です。
単一時間足だけを見てトレードを行い利益を出している方も稀にいるみたいですが、勝ちトレーダーの方達は必ずといっていいほど、このマルチタイムフレーム分析を行っています。
マルチタイムフレーム分析を行うことによって何がいいのかというと、
- 勝率が上がる
- 損小利大になりやすくなる
この二つができれば、勝ちトレーダーへ大きく近づくことができます。
FXにおいては、この二つの技術を高めていくことが重要なので、そのためにもこのマルチタイムフレーム分析は最優先で覚えておきましょう!
いくつの時間足を見ればいいの?
マルチタイムフレームは、その名の通り複数の時間足を見てトレードすることになるのですが、いくつの時間足を見ればよいのでしょうか?
多くの時間足を複合的に分析すればトレードの精度が上がるかもしれませんが、初めから多くの時間足を見るのは迷いが生じる可能性があります。
オススメとしてはまず、2~3つくらいの時間足を見ていくと良いかなと思います。
単一時間足だけを見るより、2~3つの時間足でもいいのでしっかりとチャートを分析すればトータルで利益の出やすいトレードが可能になってくるはずです。
2~3つの時間足の監視に慣れてきたら、増やしていくのも良いと思います。
どの時間足を組み合わせればいいの?
複数時間足といっても、どの時間足を組み合わせればよいのか迷うかと思います。
月足~1分足までと、意外と数がありますからね・・・。
これには正解がないのですが、おすすめなのは
トレードスタイルによって組み合わせる時間足を変える
ということです。
例として挙げると、
- スイングトレード:月足、週足、日足、4時間足
- デイトレード:週足、日足、4時間足、1時間足、15分足
- スキャルピング:日足、1時間足、5分足、1分足
あくまで参考ですが、このような感じで選んでいけばよいと思います。
複数の時間足は、見る順番が大事!
まず始めに大事なことを伝えておきます。
それは、必ず長期の時間足から分析していくということ。
理由としては、小さな時間足より大きな時間足のほうが、見ているトレーダーが多いからです。
また、スキャルピングのような小さい時間足でトレードしているということは、その小さい足だけにしか影響していないということ。
逆に、スイングトレーダーのように大きな時間足でトレードしているということは、それ以下の足にすべて影響を及ぼしているということになります。
というわけで、チャート分析をする際は必ず長期の足から見ていきましょう!
小さい時間足から見てしまうと、いつの間にか小さい時間足だけでポチっとエントリーしているかもしれませんよ?
「虫の目」ではなく「鳥の目」で相場を見ていきましょう。
各時間足の役割をしっかり決めておく
複数の時間足を分析するにしても、それぞれを何のために見るのか?を前もって役割分担しておかなければいけません。
役割分担しておかないと、1時間足でエントリーするつもりがいつの間にか15分足や5分足でエントリーしてしまっていたなんてことにもなります。
では、役割とはどのように分けるのか?
役割は大きく分けて3つ
- 上位足:環境認識
- メイン時間足:この時間足の波の一部を取りにいく
- 執行時間足:エントリーをするために確認する時間足
前のほうで話しましたが、それぞれの時間足はトレードスタイルによって変わってきます。
例として挙げれば、
- 上位足:1時間足
- メイン足:15分足
- 執行時間足:1分足
- 上位足:日足
- メイン足:1時間足
- 執行時間足:15分足
このような感じがバランスが良いかなと思います。
ここは各自で検証して、役割分担をしてみて下さい。
マルチタイムフレーム分析のやり方や組み合わせ
では、実際のマルチタイムフレーム分析のやり方を説明していきたいと思います。
もっちゃんがやっているマルチタイムフレーム分析の時間足の振り分けは、
- 上位足:月足、週足
- メイン足:日足
- 執行時間足:1時間足
このような感じになっています。順番に見ていきますね。
まず上位足。
上位足で見るべきポイントは
- 相場の大きな流れ
- サポートやレジスタンスが近くにないかどうか
大きな流れは上なのか下なのか?
また、近くにサポートやレジスタンスがあるときは、反発する可能性があるのでエントリーは様子見する。
上位足ではこのようなことを主にチェックしておきます。
ここで大事なのが、最初はあまりいろいろと考え過ぎないようにすること。
チャートは見れば見るほど判断に迷いが生じてきます。
ついつい細かく分析したくなる気持ちはわかります。そのほうが勝ちやすくなるはずだ!と僕自身も思ってました。
でも、実際はシンプルに考えるほうが意外とトレードがうまくいくことが多いです。
上位足ではざっくりと相場の方向、目立つサポートやレジスタンスを確認しましょう。
一番重要なのがこの足。
マルチタイムフレーム分析では、メイン足の波のどの部分を取るのかを、しっかりと頭に入れておくことが重要です。
日足の波のどの部分を取りに行こうとしているのかをしっかり意識しておきましょう!
実際にエントリーのタイミングを計る足になります。
メイン足の波のどの部分を取るのか決めた後に、執行時間足でエントリーのタイミングを計ります。
タイミングが来ればあとは、損切りと利確の位置を決めて、最後にエントリー。
損切りと利確に関しては、必ずエントリーを行うよりも前に決めておきましょう。
エントリーの仕方は様々なので(押し目買い、ブレイク等)、自分に合ったやり方を検証しましょう。
ということで、今までの説明をまとめた図がこちらになります。
- 上位足の方向を確認
- 近くにレジスタンスやサポートがないか?
- メイン足(ここでは日足)の狙う波を決める。
- どの部分を取りにいこうとしているのか?
- 執行時間足でエントリーのタイミングを計る
この流れで上位足からチャートを確認していきましょう!
FXのマルチタイムフレーム分析のまとめ
マルチタイムフレーム分析に関しては以上になります。
安定した利益を出すために必ず必要になってくる考え方なので、分からないときは何度も読み直してしっかりと身につけて下さいね。
人によって見る時間足や分析の仕方が違ってくるので、これが正解というのはありませんが、複数時間足をみて分析するこのマルチタイムフレーム分析をやったことがない方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみて下さい。
また、マルチタイムフレーム分析は他のテクニカル分析とあわせて使うことによって、真価を発揮します。
以下の記事で他のテクニカル分析について詳しく説明していますので、よかったら参考にしてみて下さい!
それでは今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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