そのラインの使い方本当に合ってますか?
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
今回はFXのライントレードについて解説していきます。
・ライントレードって何?
・ライントレードってどうやってやるの?
・おすすめのライントレードはどれ?
このような悩みを解決していきますよ!
おそらくほとんどの方が一度は聞いたことがあるライントレードですが、その種類には様々なものがあります。
それぞれの特徴を生かしたトレードを行うことが重要になってきます。
ただただ、ラインを引いてトレードするだけでは全く利益を出すことはできないでしょう。
もっちゃん自身もFXを始めてから長い間ライントレードをやってきましたが、適当にラインを引いてた頃は全くといっていいほど利益が出ませんでした・・・
そこで今回は、各ライントレードの解説と、もっちゃん自身が実際に利益を出せるようになった特にオススメのライントレードについて解説していきたいと思います。
- ライントレードの種類
- おすすめのライントレード
- ライントレードで利益を出すための注意点やコツ
この記事を最後まで読むことで、FXでのあなたのトレードスキルが大幅にアップするでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
FXにおけるライントレードとは?
ライントレードというのは、その名のごとくチャート上にラインを引いて分析を行う方法です。
実はこのライントレードは初心者から上級者までほとんどのトレーダーが使っていると言われています。
ラインを引くだけなのでシンプルのように感じますが、非常に奥が深い分析方法です。ライントレード一本で生活している人も多くいます。
もちろん、もっちゃん自身も現役でバリバリライントレードをやってますよ!
ライントレードの種類
ライントレードと言っても細かく分けると様々な種類があります。
その中でも良く使われるのが以下の5つです。
- トレンドライン
- チャネルライン
- 水平線
- ネックライン
- 押し安値・戻り高値ライン
ということで、ここからは各ライントレードの内容や使い方、押さえておくべきポイントについて解説していきます。
ここでは紹介しませんが、有名な分析方法である「チャートパターン」もラインを使った分析方法です。横や斜めのラインを組み合わせて相場が動くポイントを探っていきます。
チャートパターンについては以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみて下さい。
すべてのライントレードにおいて共通で使われる言葉に
- サポートライン
- レジスタンスライン
- サポレジ転換
というものがあります。
これらの用語はFXをやる上で非常に良く使われる言葉なので知らなかった方はぜひこの機会に覚えて帰ってくださいね!
ライントレード① トレンドライン
まず最初はトレンドライン。斜めに引くラインで、ライントレードの中でも特に有名ですね。
トレンドラインは安値と安値、高値と高値の2点以上に斜めに引いたラインです。
使い方
トレンドラインの使い方は主に2つ。
- トレンドの強さを見る
- 押し戻りのタイミングをはかる
①トレンドの強さを見る
まず、トレンドラインの角度によってトレンドの強弱を判断することができます。
角度が急なほど勢いが強く、角度が緩やかであればトレンドの勢いは弱いと判断ができます。
左側はトレンドラインの角度が緩く、大きく波を描きながら高値を更新しています。
右側はトレンドラインの角度が急で、浅い押しをつけながら勢いよく上昇しています。
このようにトレンドラインの角度によってトレンドの勢いを判断することで、この後どれくらい波が伸びそうか?などを判断することもできます。
②押し戻りのタイミングをはかる
また、反発ポイントを前もって予測するために使われるのもこのトレンドラインです。
2点以上の高値同士・安値同士にラインを引き、その後3点目4点目と値動きが接するポイントでエントリーを仕掛けていきます。
これを押し目買い、戻り売りといいます!
トレンドラインを引くことによって、エントリーポイントが明確になるので非常に多くの方が活用しています。
ポイント
ここではトレンドラインを利用するにあたって、意外と知られていないポイントを紹介します。
トレンドラインは視覚的にもわかりやすく、引き方自体も簡単そうに見えますが、実際にチャートを見ると高値や安値がいっぱいあってどこに引けばいいのか迷ってしまうはずです。
マジで迷う・・・
そこで、トレンドラインを迷わずに引く方法を紹介します。それは、
高値安値を更新した場所に引く
トレンドラインというのは「トレンドのライン」です。
つまり、トレンド中にラインを引くのであって、トレンドが発生していない時はラインを引かないということ。
図で見てみます。
左図は高値を更新していない状態なので、トレンドラインは引きません。
一方、右図は高値を更新したことで、トレンドラインが引けるようになります。
これを意識するだけでも、無駄なラインを引くことなく有効なトレンドラインを引くことができるはずです。
ぜひ実際のチャートで検証してみて下さいね!
トレンド発生の判断については以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみて下さい。
ライントレード② チャネルライン
ライントレード2つ目はチャネルラインです。
トレンドラインと同じく斜めに引くラインですね。
チャネルラインをメインに使ったトレードを行っている人が、ここ数年で一気に増えてきたイメージがありますね。
わかりやすく言い換えると、「斜めのレンジ」とも言えます。
2本のラインの中を推移しているので、その中で戦略を立てていくイメージです。
使い方
チャネルラインはトレンドラインを2本平行に引いたものです。まず、先にトレンドラインを引き、その後トレンドラインを平行にずらして引きます。
トレードへの一般的な活用方法は、
- 上昇チャネル:下限からのロング⇒上限で決済
- 下降チャネル:上限からのショート⇒下限で決済
エントリーのタイミングと決済のタイミングが明確なので、FX初心者の方でも扱いやすいと言えるでしょう。
ただし、トレンドラインと同じく斜めのラインになるので、人によってラインを引く位置が違ってくる場合が多いです。
意識されているチャネルラインを引けるように、何度も過去チャートで検証してから実践で使うようにしましょう!
ライントレード③ 水平線
トレンドライン・チャネルラインと斜めのライトレードを紹介してきましたが、ここからは横のライントレードを紹介していきます。
まずは一つ目は水平線。
ライントレードの中でも最も多くのトレーダーに使われています。
水平線に関しては以下の記事で水平線の本質や引き方を詳しく紹介していますので、そちらをご覧になってみて下さい。
ライントレード④ ネックライン
ライントレード4つ目はネックラインです。
ネックラインは、主にダブルボトムやダブルトップ、ヘッドアンドショルダーや逆ヘッドアンドショルダーで使われます。
ネックラインはライントレードというイメージではないかもしれませんが、かなり重要なラインなので、ぜひこの機会にその特徴や使い方を学んでみて下さい。
使い方
ネックラインの使い方に関しては以下の記事で詳しく紹介していますのでそちらをご覧になってください。
ポイント
ネックラインにはポイントが二つあります。
- ライントレードの中でもかなり意識されやすい
- 時間が経っても意識されやすい
①ライントレードの中でもかなり意識されやすい
ネックラインは他のライントレードで使われるラインよりもかなり意識されやすいです。
その一つの理由として、ネックラインを抜けることで目線の転換と考える人が一定数いるからです。
ベテランライントレーダーの方達もよく意識していますし、もっちゃん自身も過去の経験からネックラインはかなり反応しやすいと感じています。
②時間が経っても意識されやすい
また、ネックラインはただ反応しやすいだけではなく、ある程度時間が経っても意識されやすい特徴があります。
上記図のように過去のダブルボトムで反応することが頻繁に起こります。
おすすめは、利確の目安として使うことですね!
もちろんすべてのネックラインが反応するというわけではありませんが、ただの高値や安値などに比べて反応率は高めなので、ぜひ意識してネックラインを探してみて下さい。
ライントレード⑤ 押し安値・戻り高値ライン
ライントレードの最後は押し安値・戻り高値ラインです。
知らない人もいるかもしれませんので簡単に説明すると、
- 上昇トレンドの場合、最後につけた高値の一つ前の安値
- 下降トレンドの場合、最後につけた安値の一つ前の高値
使い方
押し安値と・戻り高値で一番活用されるのが、目線の切り替えポイントとしてです。
押し安値を下抜けることで、上目線から下目線に。戻り高値を上抜けることで下目線から上目線に。
そのため、売りと買いの攻防が行われやすい場所でもあるのでライン上で反応する確率も高いです。
押し安値・戻り高値に関してはダウ理論の記事で詳しく徹底的に解説しているので、よく知らない方はぜひ、というか絶対に見てみて下さい。
もっちゃん激推しの記事です!
おすすめのライントレードはこれ!
ということで、ここまでライントレードを5つ紹介してきました。
これだけ多いとどれを使えばいいか迷う人も多いでしょう。
多種類のラインを使うのは逆にチャートがわかりにくくなるのでオススメしません・・・
そこで、どのライントレードに絞ったほうがいいのかオススメを紹介します。
この中でオススメなのは横に引くライントレードです。
- 水平線
- ネックライン
- 押し安値・戻り高値ライン
なぜ、斜めより横に引くラインがいいのか?
それは、斜めに引くラインは個人差がかなり出てくるからです。
一方、横に引くラインだと縦軸だけの差なので多くの人と同じ位置に引ける可能性が高いということです。
多くの人が意識するライン=ラインが反応しやすい
ということで、基本的には斜めに引くトレンドラインやチャネルラインよりも先に、横に引くラインをトレードに取り入れていくことをオススメします。
最優先は戻り高値・押し安値
さらに優先順位をつけるなら、まず最初に押し安値・戻り高値ラインを引けるようにしましょう。
押し安値・戻り高値ラインを引けるようになれば、今が買い売りのどっちの目線なのかが明確になります。
トレードにおいて目線の固定はなにより重要です!
その後水平線、ネックラインと一つずつ引けるようにしていくとかなり効果的なチャート分析ができるようになるでしょう。
FXでライントレードをするときの注意点
一通りライントレードの内容を解説してきました。ここではライントレードをするときの注意点をお伝えします。
- 使うラインの種類は絞り、引きすぎない
- まずは大きな時間足でライントレードをやってみる
- ラインはひげ先に引く
一つずつ見ていきます。
①使うラインの種類は絞り、引きすぎない
ライントレードを極めよ
トレンドライン、チャネルライン、水平線、ネックライン、押し安値戻り高値ラインなどすべてを一度に使う必要はありません。
チャートをラインまみれにしたり、インジケータまみれにすると肝心の値動きがわからなくなってしまいます。
いろんなラインを組み合わせれば組み合わせるほどトレード技術が上達するわけではないのがFXの世界です。
1種類のラインだけでも十分な利益を出してるトレーダーもいれば、むしろローソク足だけでトレードしている人もいます。
必要最低限のラインに絞り、徹底的に極めるつもりで使い倒していきましょう!
②まずは大きな時間足でライントレードをやってみる
大きな時間足ほど強力
ライントレードは大きな時間足のほうが機能しやすいです。大きな時間足というのは世界中の多くのトレーダーが意識しています。
また、短期足は短い時間でチャートがどんどん進んでいくので、ラインもすぐに機能しなくなります。
まずは大きい時間足でライントレードを行い、慣れてきたら徐々に短期足でもラインを引いていきましょう。
複合的に分析していけるようになると、リスクリワードの高い分析を行うこともできます。
③ラインはひげ先に引く
ひげにひけ
ラインを引く際に一番迷うのが、ローソク足のひげ先に引くのか実体に引くのか?だと思います。
結論としては、ひげ先にラインを引くことをおすすめします。
その理由は以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみて下さい。
FXのライントレードで利益を上げるためのコツ
最後に、FXのライントレードで利益を上げるためのコツを紹介します。
それは、
ラインを引く
・・・えー!?
いやいや、大真面目です。
長年FXをやってきましたが、ライントレードで利益を上げるためのコツは、冗談抜きでこの言葉がすべてです。
トレードで簡単に利益を上げる方法はありません。地道な努力が必ず必要になってきます。
そのために避けては通れない必要なステップが以下の二つです。
- 過去検証を徹底的に行う
- 少額でのリアルトレードで経験値をためる
FXにおいて過去検証は必須中の必須です。
過去チャートにラインをとにかく引く。最初はどこに引いたらいいかわからないこともあるでしょう。
それでもとにかく引く。
さぁ、一万本ノック!
過去検証のやり方がわからないという方は、やり方を詳しく書いた記事があるのでそちらを参考にしてみて下さい。
過去検証を繰り返し行い、ラインをどこに引いてどうやってトレードしていけばいいのかなんとなくわかってきたのであれば、次にやることは実際にリアルトレードで数をこなすことです。
デモトレードでも悪くはないのですが、それだとどうしてもエントリーが適当になってしまいがちです。
リアルトレードで今まで引いてきたラインを活用して、実際の相場で迷わず使うことができるのか?というのを確かめるのが重要になります。
また、リアルトレードを行う際は必ず少額で行うようにしてください。
少額トレードを行うにあたってオススメなのがもっちゃんも利用中のXM Tradingという口座を利用することです。
このXM Tradingは最低10通貨単位(100pips動いて10円)から始めることができるので、資金をほとんど減らさずにリアルトレードでの経験を積むことができます。
また、今なら無料口座開設で3000円がボーナスとしてもらえるので資金0から実践できます。
ぜひXM Tradingを利用してみて下さいね!
FXのライントレードまとめ
ということでライントレードのまとめです。
- 斜めに引くライントレード:トレンドライン・チャネルライン
- 横に引くライントレード:水平線・ネックライン・押し安値、戻り高値ライン
- オススメは横に引くライントレード(中でも押し安値・戻り高値ライン)
- ライントレード上達のコツはラインを引く、これがすべて
ライントレードをやり始めてすぐに利益が出せるようになることはありません。
自分が使うラインを絞り、あとは徹底的にチャートに引いてみる。
言葉足らずのように思えるかもしれませんが、これがすべてです。
ライントレードについて書かれている記事は他にもたくさんありますが、なかなか実践で活用できていないのは圧倒的にラインを引く経験が足りない可能性があります。
ぜひ今回の記事を参考に、使うラインを決めラインを引きまくってくださいね!
それでは今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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