家族の時間 と FXの時間
どっちが大事ですか?
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
今回はトレードスタイルの一つである、スキャルピングについて話していきたいと思います。
- 「スキマ時間にスキャルピングでサクッと稼ぐ!」
- 「仕事が忙しくても帰宅してすぐに稼げるスキャルピングがオススメ!」
みたいなキャッチフレーズを目にしたことがありませんか?FXをやり始めたばかりの時についつい目にしてしまう言葉だと思います。
しかし、本当にスキャルピングというのは空いた時間にサクッと稼げることができるのでしょうか?
ということでこの記事では
・スキャルピングって本当にスキマ時間にサクッと稼げるの?
・スキャルピングのコツは?
・スキャルピングでなかなか勝てないんだけどなんでだろう?
このような悩みを解決しますよ!
もっちゃん自身も、初めのころはスキャルピングをやっていましたが、今は全くやっていません。なぜスキャルピングをやらないのか?その理由もしっかりとお伝えしていきたいと思います。
- スキャルピングの特徴
- スキャルピングのメリットデメリット
- 多くの人がスキャルピングで勝てない理由
この記事では主にスキャルピングの特徴を話していきます。
これからスキャルピングをやろうとしているFX初心者の方には絶対に見てもらいたいものが詰まってますので、最後までしっかり読んでみてくださいね!
それでは早速見ていきましょう!
FXのスキャルピングの特徴ややり方とは?難しい?
この記事の結論から言うと、スキャルピングはトレードスタイルの中で最も難しいとされているのでFX初心者にはオススメしません。
その理由をこの記事では具体的にお伝えしていきたいと思います。
スキャルピングというのはトレードスタイルの一つで、簡単に言うと短い時間足を見て細かく利益を出していくトレードスタイルになります。
監視するチャートの足は1時間足~1分足という小さい足になります。
ではまず、トレードスタイルには他にどのようなものがあるのか見ておきましょう。
トレードスタイルごとの特徴
トレードスタイルには大きく分けて4種類あります。一つずつ見ていきましょう。
スキャルピング
トレードスタイルの中では最もトレード時間が短く、獲得pipsも少ないです。その分、一日に何度もトレードを繰り返して、利益を積み上げるトレード方法になります。
デイトレード
デイトレードは全体的にバランスが良いトレードスタイルになります。ポジションの保有時間は数十分~1日程度。エントリーチャンスも適度にあり、利益もしっかりと得ることができます。
スイングトレード
スイングトレードは比較的トレードの時間が長めで、獲得pipsも大きくなります。その分エントリーチャンスが減りますが、多通貨ペアを監視するなどして効率よくトレードすることも可能です。
ポジショントレード
ポジショントレードというのはあまり聞きなれないかもしれませんが、いわゆる長期保有トレードです。売買差益のほか、通貨の金利差で利益を得るスワップポイントを狙ったトレードを目的にしています。
初心者の方におススメなのは、まずスイングトレード。慣れてきたらデイトレードがオススメですよ!
FXのスキャルピングのメリットとデメリットは?
次にスキャルピングのメリットとデメリットを見ていきます。
スキャルピングが他のトレードスタイルに比べて難しいのは、大きなデメリットがあるからです。しっかりと理解しておきましょう。
一つずつ見ていきます。
メリット① 利益が短時間で積み上がりやすい
スキャルピングのメリットは利益が短時間で積み上がりやすいということ。
これがスキャルピングの唯一の魅力と言えるでしょう。
スイングトレードやデイトレードだと一日数回~週に数回のトレードになるので、じっくりと利益が増えていくのに対し、スキャルピングは短時間の間に何度も取引を行い利益を重ねていきます。うまくいけば一日のトレードでもかなりの利益を出すことができます。
早く結果を出したいFX初心者はこの部分に特に魅力を感じて、スキャルピング始めることが多い傾向にあります。
次はデメリットです。
デメリット① チャートに張り付いておかないといけない
スキャルピングの大きなデメリットの一つは、チャート画面を常に監視しておかなければならないこと。
小さい時間足を監視することになるので、チャートの移り変わりが激しく、目を離した隙にトレードチャンスを逃してしまうこともありえます。
そのためずっとチャートに張り付いておかないといけなくなります。
そう、冒頭で話した「スキマ時間にサクッと稼ぐ」「仕事終わりにサクッと稼ぐ」というのは完全に間違っているということです。
専業トレーダーなど、時間に余裕があるのであればいいですが、きっとほとんどの方が兼業でトレードされているはず。
ある程度まとまった時間を取らなければならないというのと、サラリーマンであれば仕事が終わって疲れている状態で画面に張り付きチャートを分析しなければいけません。
ついついポジポジしてしまったりと、思うような結果がでない状況になってしまいます。
これがスキャルピングをやる上での大きなデメリットの一つです。
デメリット② 取引コスト(スプレッド)がかかる
もう一つの大きなデメリットが、取引コスト(スプレッド)が大きな負担になるということです。
例として、ドル円(スプレッド0.3銭)で一日30回、月に20日スキャルピングトレードを行うとします。
0.3pips(スプレッド)✕30回(一日のトレード回数)✕20日=180pips
一か月に約200pipsほどもコストがかかります。
ちなみにスイングトレードだと、一か月に数回のトレードを行うとして
0.3pips(スプレッド)✕5回(月のトレード回数)=1.5pips
スキャルピングとスイングトレードの差が約100倍もあります。
この差はかなりデカいね・・・
このようにスキャルピングのデメリットは大きく、初心者の方がスキャルピングで利益を出し続けるのは至難の業と言えるでしょう。
FXのスキャルピングのコツは?
スキャルピングは基本的にオススメしませんが、
スキャルパー王に、俺はなる!
というワンピースのルフィみたいな熱い情熱をもった人を止めはしません。
一応スキャルピングにもコツがあるので、紹介しておきます。
- 損切りを確実に設定
- メジャーで取引量が多い通貨ペアを選ぶ
- 大きく狙わない
- 経済指標の前にはポジションを持たない
①損切りを確実に設定
スキャルピングに限らず、トレードにおいて損切りは絶対に必要だと思っています。
このブログでは何度もお伝えしているのですが、
損切りしないは、ダメゼッタイ!
資産を飛ばさないためにも損切りは確実に設定しましょう。
スキャルピングの場合だと、短い時間の間に何度もトレードすることになるので、損切りを設定することがめんどくさくなるかもしれませんが、相場に影響する世界的なニュースなどがあると突然値が動き、大きな含み損をかかえることにもなりかねません。
損切りは自分でコントロールできる行動です。自分の資金は自分でしっかりと守っていきましょう。
②メジャーで取引量が多い通貨ペアを選ぶ
スキャルピングにおいては通貨ペア選びもかなり重要です。
ポイントは、
- 取引量の多い通貨ペア
- スプレッドの少ない通貨ペア
取引量が多い通貨ペアを選ぶというのは値動きが比較的安定しているということです。
取引量が少ないと突然値が動いたりすることもあり、スキャルピングのような小さい値幅をトレードする場合には非常に不利になります。
デメリットでも挙げたように、スキャルピングはコストがかなりかかるので、スプレッドが少ない通貨ペアを選ぶのは必須です。
上記の両方を満たした通貨ペアを挙げるとすれば
- ドル円
- ユーロドル
これらはどのFX業者であってもスプレッドが少なく、取引量も多いので問題ないでしょう。
③大きく狙わない
スキャルピングはコツコツ利益を積み重ねていくトレードスタイルです。欲張って大きな利益を取ろうとすると、いわゆる損切り貧乏になりかねません。
このことは忘れずにしっかりと頭に入れておきましょう!
④経済指標の前にはポジションを持たない
スキャルピングの敵?ともいえるのが経済指標です。
経済指標発表前後は大きく値が動くので、ポジションは持たないようにしましょう。
トレードをしてるとついつい忘れてしまうこともあるので、毎日の朝に経済指標の時間をチェックしておくことをオススメします。
もっちゃんもチェックをよく忘れます・・・
FXのスキャルピング手法で勝てない理由はこれ
では最後に、なぜFXのスキャルピングは難しくて勝てないのか?その理由をお伝えしていこうと思います。
上述した大きなデメリットもスキャルピングを難しくしているのですが、それ以外に特にスキャルピングを難しくしているものがあります。
- 瞬時にトレード判断しないといけない
- 相場に振り回されポジポジ病になりやすい
- 上位足の環境認識が大変
- 鋼のメンタル、超集中力が必要
一つずつみていきます。
①瞬時にトレード判断しないといけない
短い時間足になればなるほどチャートはどんどん形を変えていきます。スキャルピングはおそらく1分足でエントリーをすることが多くなるので、あっという間にチャートの形が変化していきます。
その中でチャート分析をして値動きをとらえていかなければならないので、トレードのプロでも難しいとされているのがスキャルピングです。
トレード経験が少ない人やFX初心者にはかなり厳しいものがあるでしょう。
②相場に振り回されポジポジ病になりやすい
スキャルピングは一日に何度もトレードを行い、利益をコツコツ積み上げていくスタイルです。
そのため、「どんどんエントリーしなきゃ!」という思いが強くなり、根拠のないところや適当なところでエントリーしてしまいます。
いわゆるポジポジ病
誰もが一度はかかると言われている・・・
スキャルピングでは特にポジポジ病になりやすく、もしその後デイトレードなどを行う際にチャンスが少ないのをじれったく思い、同じようにポジポジしてしまう可能性もあるので、最初からスキャルピングを行うのは避けたほうが良いでしょう。
③上位足の環境認識が大変
環境認識というのは上位足を確認して今現在の相場がどういう状況なのかを確認することです。
単一時間足だけでトレードするのは得策と言えないので、必ず複数時間足を確認するようにします。
上位足を確認するのが環境認識なのですが、スキャルピングの場合は1分足をエントリーの軸とすることが多いので、それ以上の時間足をチェックしないといけません。
5分足・15分足・1時間足・4時間足・日足…
すべてを確認するだけでもかなりのエネルギーを使います。
一方スイングトレードなどだと、4時間足・日足・週足と少なくて済むので慌てずじっくりと環境認識を行うことができます。
FX初心者におススメのトレードスタイルはスイングトレードなのでぜひそちらを取り組むようにしましょう!
④鋼のメンタル、超集中力が必要
トレードでは勝率100%というのはあり得ないので、何度も負けることになるはずです。
スキャルピングは短い時間に何度もトレードを行うので、その分勝ちの回数も負けの回数も増えていきます。
トレードは勝ち負けを繰り返しトータルで利益を出すもの
スキャルピングでは多くの負けを受け入れるメンタルが必要になってきます。
鋼のメンタル!
そして、集中してチャートを監視分析する集中力も必要になります。
かなりのエネルギーを使うことになるので、この記事では何度も述べてきましたが、兼業でスキャルピングをやるのは相当至難の業だということです。
スキャルピングは認められているFX会社じゃないとできない!
注意してもらいたいのが、スキャルピングというのは認められているFX会社でやらないと凍結の恐れがあります。
意外と知られていません
そこでスキャルピングを行うにあたってオススメなのがもっちゃんも利用中のXM Tradingという口座を利用することです。
FX会社の中でも数少ないスキャルピングを認めているところです。
また、このXM Tradingは最低10通貨単位(100pips動いて10円)から始めることができるので、資金をほとんど減らさずにリアルトレードでスキャルピングの経験を積むことができます。
また、今なら無料口座開設で3000円がボーナスとしてもらえるので資金0から実践できます。
ぜひXM Tradingを利用してみて下さいね!
FXのスキャルピングについてのまとめ
それでは、最後にもう一度まとめておきましょう。
- 1分足などを利用し、短い時間に何度も取引するトレードスタイル
- 膨大なコストがかかり、画面に張り付いておかないといけない大きなデメリットがある
- トレードのプロでも勝ち続けるのは難しい
あらためて結論ですが、FX初心者はスキャルピングをするのはやめましょう。
今までtwitterなどで他の勝ちトレーダーの方を目にしてきましたが、上級者でもスキャルピングをやっている方はほとんどいません。(デイトレーダーが一番多く、その次にスイングトレーダーが多い印象です)
この記事を見て頂いているのは、おそらくFX初心者の方やなかなか利益が出ず負けが続いている方がほとんどだと思います。
もしかして、あなたはスキャルピングをやっていませんか?
FX初心者にはとにかくスキャルピングをオススメしないということを、この記事で強くお伝えしたかったのです。
ぜひ最初はスイングトレードやデイトレードから始めてみましょう!
ということで今回は以上になります。
それでは最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
コメント