グランビルさん・・・すごいよ
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
今回は、グランビルの法則について書いていきたいと思います。
・グランビルの法則って何?
・グランビルの法則の使い方を知りたい!
このような悩みを解決しますよ!
グランビルの法則は移動平均線を利用した分析方法で、トレードにおいて非常に優れたチャート分析が可能です。
ネット上には、グランビルの法則について既に多くの情報が載っていますが、この記事ではもっちゃん自身が長年使ってきた経験を踏まえ、他のサイトにはない視点で初心者の方にもわかりやすくグランビルの法則について書いていきたいと思います。
では早速説明していきたいと思います!
FXにおけるグランビルの法則とは?
では、まずはグランビルの法則についての説明です。
米国のチャート分析家であり金融記者のジョゼフ・E・グランビルさんが1962年に出したチャート分析の本に書かれている法則
グランビルの法則8パターン
グランビルの法則には8つのパターンがあります。
①~④までが買いサインで⑤~⑧までが売りのサインになります。買いと売りは逆なだけで、実質は4種類のパターンがあるということになります。
後ほど詳しく解説していきます。
おすすめの期間
グランビルさんはあらゆる検証を行った結果「200日移動平均線」が最も有効だと話しています。
ただ、移動平均線の期間というのは長いほど機能しやすい反面、なかなかチャンスが訪れないというデメリットがあります。必ずしも200日移動平均線を使わないといけないということではないので違う期間を使用しても問題ありません。
グランビルの法則で使えるパターンと使えないパターン
グランビルの法則には買いと売りで8パターンあると紹介しましたが、実は使うのが難しいパターンも中にはあります。ここではそれぞれのパターンを詳しく紹介していきます。
①移動平均線のブレイク買い
おすすめ度
このパターンは、横ばい~上向きになっている移動平均線の下を推移していた値動きが、上にブレイクしたところを買いで狙うポイントです。
横ばいから~上向きという所がポイント。移動平均線が下向きの時はできるだけエントリーはしないようにしましょう。
移動平均線が下向きから横ばい(上向き)に変わってきているということは下降から上昇への転換になる可能性があるというポイントです。うまくエントリーすることができれば大きく利益を伸ばすことも可能です。
グランビルの法則のすべてのパターンに関して言えることですが、必ず他のテクニカル分析と合わせて使うようにしましょう
②下抜け後の押し目買い
おすすめ度
こちらは上向きの移動平均線を一度に下抜け、再度上に向かうポイントで買いを狙うパターンです。
ただし、移動平均線を下抜けたということは売りが入ってきていて逆張り気味になるので、このポイントではあまりエントリーはしたくないと個人的には思っています。
じゃあどうすればよいか?
この図のピンク〇部分のところのように、移動平均線を再度上に抜き返したのを確認してから買いエントリーを行うのが勝率を上げるおすすめの方法になります。
下の方から買いたい気持ちもわかりますが、損を重ねないためにも、しっかりと動きを待ってからエントリーするようにしましょう!
③反発後の押し目買い
おすすめ度
こちらはグランビルの法則の中では最もお勧めするもので、移動平均線での反発を確認した後に買いエントリーするパターンになります。
視覚的にもわかりやすいので、勝率も高いです。視覚的にわかりやすいということは、世界中の多くのトレーダーが意識しているということになるので、必然的に勝率も高くなるということです。
グランビルの法則を利用するのであれば、まずはこれがオススメ!
④完全逆張り買い
おすすめ度
値動きが移動平均線から離れているとき(乖離しているとき)に戻しを狙って逆張りの買いエントリーをするパターンになります。
移動平均線の特徴として「移動平均線から離れれば離れるほど、再度移動平均線に引き寄せられやすくなる」という特徴があり、それを利用したパターンになります。
見ての通り、完全に逆張りになります。よっぽど強い根拠のあるサポートラインがあったとしても基本的にここでの買いはおすすめしません。
基本的にこのパターンは捨てて他の3つのパターンを意識するようにしましょう。
根拠があっての逆張りなら良いのですが、ただ移動平均線から乖離してるから値頃感で買う、というのは絶対にやめましょう!
⑤移動平均線のブレイク売り
おすすめ度
下向きの移動平均線を下抜けたところでブレイク売りエントリー。
⑥上抜け後の戻り売り
おすすめ度
下向きの移動平均線を上抜けた後、下向きになったところを狙うパターンです。
こちらも買いの②のパターン同じように、移動平均線を再度下に抜けたところを売りエントリーするほうがおすすめです。
この緑の〇の位置ですね。
⑦反発後の戻り売り
おすすめ度
こちらは売りバージョンの最もおすすめするパターンですね。
移動平均線の反発確認後の売りエントリーになります。
⑧完全逆張り売り
おすすめ度
移動平均線への戻りを狙った完全逆張りエントリー。おすすめはしません。
8パターンのまとめ
8つのパターンをざっと説明してきましたが、まとめますと
- 買いは②と③
- 売りは⑥と⑦
この4つのパターンをまずはおすすめします。
もっちゃん自身も、この4つだけを実際に使用して優位性の高いポイントを判断しています。ぜひ、過去チャートを使って一度検証してみて下さい。
グランビルの法則をチャートで実践
ここまでグランビルの法則を紹介していきました。
では実際のチャートではどのような場面が8パターンなのかを見てみましょう。
- 移動平均線のブレイク買い
- 下抜け後の押し目買い(オススメ)
- 反発後の押し目買い(オススメ)
- 完全逆張り買い
- 移動平均線ブレイク売り
- 上抜け後の戻り売り(オススメ)
- 反発後の戻り売り(オススメ)
- 完全逆張り売り
このような感じでしっかりとグランビルの法則が機能しています。
④と⑧は完全に後付けなので厳しいポイントになるということがわかると思います。
再度言いますが、グランビルの法則だけでのエントリーはおすすめしません。必ず他の根拠と組み合わせて使うようにしましょう!
FXにおけるグランビルの法則についてのまとめ
以上がグランビルの法則についてになります。
まとめますと
- 全部で8パターンあり、使えるものと使えないものがある
- 他の根拠と組み合わせることが大事
テクニカル分析の中でも非常に使いやすく、優位性の高いポイントになりえるこのグランビルの法則は本当におすすめなので、ぜひ検証して使ってみて下さい。
それでは今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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