ブロッコリーは好きですか?
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
今回はフラクタル構造について話していきたいと思います。
・フラクタル構造って何?
・トレードでフラクタル構造が使えるの?
このような疑問にお答えしますよ!
普段はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、相場においてはこのフラクタル構造というものを理解しておくことが重要になってきます。
横文字で難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、全く難しくないのでぜひ最後まで読んでみて下さいね。
もし、このフラクタル構造について知らない方はこの記事を読んでトレードに役立ててみて下さい。
それでは見ていきましょう!
FXにおけるフラクタル構造とは?
フラクタル構造とは、
ある小さな一部分をとったとしても
それが全体と同じ形をあらわしている構造
身近なものでいえば、雪の結晶やブロッコリーなどもフラクタル構造によってできています。
ブロッコリーの茎を大きいものから小さいものへと順番にちぎっていくと、どれも大きさが小さくなっただけで同じ形をしているはずです。
また雪の結晶も、拡大していけば初めの形と同じ形がいつまでも続いています。
・・・学校で習ったような?
FXのチャートもフラクタル構造で出来ている?
フラクタル構造がどういうものか分かったところで、今度はFXのチャートではどこがフラクタル構造やねん?という疑問を解決していきましょう。
・・・やねん?
長期足の波の中に短期足の波がある
日足の上昇トレンドの波の一部を1時間足で表示させてみると、そこもまた上昇トレンドになっています。
1時間足の上昇トレンドの波の一部を5分足で表示させてみると、そこもまた上昇トレンドになっています。
小さな時間足は大きな時間足の波の一部分だということです。
最初に紹介したフラクタル構造と同じですよね。
上の時間足から徐々にズームインしていく。そこには同じ形が表れているところがあるということ。
結局相場にはさまざまな時間軸がありますが、どの時間軸でも値動きのパターン自体は同じなのです。
チャートパターンもフラクタル構造
さらに例を挙げると、みんな大好きWボトム。
日足のWボトムの中に1時間足のWボトムがあり、さらに1時間足のWボトムの中に5分足のWボトムがあります。
一度、実際にチャートを確認してみて下さい。
日足のWボトムの中にそれ以下の時間足でWボトムができていませんか?
FXのトレードでフラクタル構造を活用する方法をわかりやすく紹介!
ここではフラクタル構造を実際のトレードに活用する方法を紹介します。
実は、マルチタイムフレーム分析はこのフラクタル構造を利用しています。感づいた方もいらっしゃるのでは?
ここでは先ほど紹介した上昇トレンドの場合と、チャートパターンのWボトムの場合でのエントリーの仕方を紹介していきますね。
例 上昇トレンドでのエントリー
3つの時間足を使用したエントリー方法になります。
日足の上昇トレンド継続場面で、1時間足も上昇トレンドが継続し、5分足で上昇トレンドが継続したポイントでロング!
ここが優位性の高いエントリーポイントになります。
なぜ、優位性が高いのかというと、日足・1時間足・5分足のすべての足で上昇トレンドが継続するポイント(同じ方向を向く瞬間)だからです。
つまり、各時間足を見ている人たちの目線がみんな同じになるポイントだということです。
例 Wボトムでのエントリー
続いてWボトムを利用した例を挙げてみます。
日足のWボトムの2番底になりそうなポイントで1時間足も安値を更新できず2番底になりそうなポイント。
そこで5分足が安値を更新できず、Wボトム形成するかというところで、ネックラインを上抜けたところでロングエントリー。
このポイントが、日足の底から損を少なく抑えつつ利益を大きく狙えるポイントにもなります。
いわゆる損小利大ということですね。
これらは例になりますので、トレードする前に必ず実際に過去チャートで検証して下さいね。
FXとフラクタル構造についてのまとめ
以上がフラクタル構造についての説明と、実際の相場でどのように活用していけばいいのかを紹介させていただきました。
もう一度まとめますと、
- フラクタル構造とは一部分が全体を表しているということ
- FXのチャートもこのフラクタル構造になっている
- フラクタル構造をトレードに活用すれば優位性の高い場所でエントリーすることが可能
このフラクタル構造を理解することによって、複数の時間足を使ってのトレード(マルチタイムフレーム分析)を行うことができ、トレードで優位性の高い場所を見つけることが可能になります。
ぜひ、チャート上でフラクタルを見つけてみて下さいね!
それでは、今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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