波形の捉え方ですべてが決まる!
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
いつもブログやTwitterを見ていただきありがとうございます。
今回はFXにおける「波形の捉え方」について解説していきたいと思います。
・どうやって波形を書けばいいの?
・迷わずに毎回波を引きたいんだけど、いつも迷う…
このような疑問を解決していきますよ!
この記事を読むことで、再現性の高い波形認識のやり方を習得し、迷うことなく波を引けるようになるはずです。
この記事では以下の内容をお伝えしていきます。
・一発でわかる波形の捉え方
・波形を書く際の注意点
FXでトレードするにはチャート分析が必要ですが、どんなチャート分析をするにしても、必ず必要なのが「波形認識」です。
ダウ理論、フィボナッチ、チャートパターンなどなど、ほとんどの場合で波形を書くのが前提になっています。
波形認識の重要性がわかっている方も多いはず!
世にある、数多くのFXサイトでは、波形の捉え方を以下のように解説してる場合がほとんどです。
・波を大きく捉えて波形を描く
・目立つ高値・安値から引く
おそらく何度も目にしたことがあるでしょう。
しかし、これらはすごく曖昧だと思ったことはありませんか?なぜ曖昧かというと「波形を書くルールがないから」です。
何かしらのルールを自分で決めておくことで毎回のトレードで迷うことがなくなります。
そうすると「再現性の高いトレード」を行うことができます。
トレードに迷いは禁物!再現性を高めて一貫性のあるトレードを行い続ければ成績は自然と向上するはずだよ!
波形認識の方法は世の中に様々ありますが、今まで約10年以上波を引いてきた中でも、この方法は特に波を捉えやすいと感じています。
いかに迷わず波形を捉えることができるかで、大きくトレードの成績も変わってきます。
ぜひ記事を最後まで読んで実践してみてくださいね!
それでは早速見ていきましょう!
今回の記事とは別に、さらに再現性の高い波形の捉え方を書いた、もっちゃんオリジナルの波形認識の方法もあります。
この記事と併せて読んで頂けると、精度の高い波形認識ができるようになるはずです。
ぜひ、そちらもチェックしてみてくださいね!
FXで迷わない波形の捉え方はズバリこれ!
誰でもできる、迷わない波の書き方はシンプルです。
それは一言で表すと、
一段下の移動平均線の波
これになります。
???
もちろんこれだけではわからないと思うので具体的に説明していきますね。
とはいっても、今回の波形の捉え方は本当にめっちゃシンプルなので、説明自体はすぐに終わります。
サクッと覚えて実践してみてくださいね!
波形の具体的な書き方
波形の具体的な書き方を説明していきます。
ポイントは二つ。
①移動平均線を設定する
②一つ下の時間足の移動平均線を確認する
順番に解説していきます。
①移動平均線を設定する
まずチャートに移動平均線を表示させます。
移動平均線は超有名なテクニカル指標なので、知っている方が多いと思いますが、詳しく知りたい!という方は、以下の記事で解説しているので、少し寄り道してみてください。
使用する移動平均線は「単純移動平均線」です。
指数平滑移動平均線(EMA)や加重移動平均線(WMA)などもありますが一番シンプルな単純移動平均線(SMA)を利用します。
期間設定は基本的には自由ですが、迷うのであれば「20期間」をおススメします。それを選ぶ理由としては移動平均線の記事でも解説しているのでそちらをチェックしてみてください。
ということで、以下のチャートはSMA(20期間単純移動平均線)を表示させたものになります。
また、移動平均線はすべての時間足に表示させるようにしておいてください。その理由は記事を読んでいくとわかります。
②一つ下の時間足の移動平均線を確認する
移動平均線を表示させたら、次は一段下の時間足の移動平均線を見ていきます。
つまり、自分が波形を捉えたい(書きたい)時間足の一つ下の時間足をチェックするということですね!
お使いのチャートソフトでは、月足~1分足まで様々な時間足を表示させることができると思いますが、今回の波形の書き方で使用する時間は以下のように判断してください。
- 月足の一段下→週足
- 週足の一段下→日足
- 日足の一段下→4時間足
- 4時間足の一段下→1時間足
- 1時間足の一段下→15分足
- 15分足の一段下→5分足
- 5分足の一段下→1分足
例えば、日足の波形を書きたいのであれば、4時間足の移動平均線をチェックするということです。
実際のチャートで見ていきましょう。
上図は2022年1月~6月のドル円の日足です。
赤い縦線の間の波形を書きたいとしましょう。日足なので一段下の4時間足の移動平均線をチェックします。
上図は4時間足のチャートです。
チャート上には20SMA(20期間単純移動平均線)を表示させています。
あとは、この「移動平均線の波」に沿って「波形」を書いていくだけです。
その波形が「日足」での波形になります。
実際に波形を書いてみると以下のようになります。
ポイントは、移動平均線の波が折り返した付近の一番高いところと安いところを結んでいきます。
移動平均線を少し大きなイメージで捉えるとわかりやすいかもしれません。(以下図参照)
4時間足で引いた波を日足に戻して見てみましょう。
このように波を引くことができました。
波の引き方に関しては以上です。
シンプルだね!
ついでに、もう一例見てみましょう。
上図はユーロドルの日足です。赤の縦線部分の波を引いていきます。ということで、一つ下の4時間足を確認してみます。
4時間足です。移動平均線の波に沿って波形を書いてみましょう。
上図のように波を書くことができます。
比較的わかりやすい場面ですが、もしかすると以下の〇部分で迷うかもしれません。
波を打っているのが少しなので、人によって判断が違ってくると思います。
アドバイスとしては、以下のような場合を波として判断しないようにします。
- 移動平均線が波打っている時間が短い
- 移動平均線の角度が斜めのまま
移動平均線が波打っている時間がある程度ある場面を波の折り返しとして判断します。
また、移動平均線の角度が斜めの場合はトレンドの勢いが強いと判断できるので、折り返しと判断しないようにします。
角度が横ばい~逆向きになっていることを確認できる場面がより確実です。
上のチャートの赤〇部分では、移動平均線が波打っている時間が短く、角度も斜めの状態なので、折り返しと判断せずに波形を書きます。
ということで、波形の書き方の解説は以上になります。
FXにおける波形を書く時の注意点
ここまで波形の解説をしていきましたが、いくつか注意点があります。
地味ですが、めちゃくちゃ大事なので、必ず以下の点をおさえてから波形を書くようにしてくださいね!
- 波が分かりにくいところ(特にレンジ相場)は大きく書く
- 正解はない
一つずつみていきます。
波が分かりにくいところ(特にレンジ相場)は大きく書く
裁量トレードゆえに裁量は必要なり
相場にはトレンド相場とレンジ相場があります。
トレンド相場であれば今回の波の引き方だと比較的スムーズに書けるはずです。
ただ、レンジ相場だと移動平均線が頻繁に波を打つことも多く、波形認識しにくい場面があります。
そういう時は、無理にルール通りに引かずに、大きく波を書くことも選択肢の一つにしておきましょう。
わかりにくい相場は、誰にとってもわかりにくい相場です。
わかりやすいチャートが出来上がるまで、むしろしばらく相場から離れるのも一つの手です。
霧が立ち込めたのであれば、爪を研いで霧が晴れるのを待てばよい
正解はない
波形の書き方に正解はない。
これは波形認識だけではなく、FXのトレードにおけて常に意識しておいてもらいたい言葉です。
ここまで波形の書き方をお伝えしてきましたが、これが正しい波の引き方ではありません。
100人の方がこの記事を見た後に、100人ともが全員同じ波を引くことはできないでしょう。
可能な限り再現性の高い波形の書き方をお伝えしましたが、万能ではありません。
ただ、正解はありませんが、唯一正解があるとすれば、
自分自身が納得がいくものが唯一の正解
今回の波形の書き方を、納得がいくまで過去チャートで何度も引いてみてくださいね。
何度も何度も波形を書いて練習してみてね!
FXの波形の捉え方まとめ
それでは、最後にまとめておきましょう。
- 波形を書きたい時間足の、一段下の時間足の移動平均線の波をもとに引く
- レンジ相場など、わかりにくいところは大きく引くorわかりやすくなるまで待つ
- 何度も納得がいくまで過去チャートで波を引く練習をする
今回の波形の書き方が多くの方の参考になれば幸いです。
今回の記事とは別に、さらに再現性の高い波形の捉え方を書いた、もっちゃんオリジナルの波形認識の方法があります。
この記事と併せて読んで頂けると、精度の高い波形認識ができるようになるはずです。
ぜひ、そちらもチェックしてみてくださいね!
ということで以上になります。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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