水平線を制する者は相場を制する
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
今回は水平線の使い方や引き方のコツなどを説明していきたいと思います。
・水平線の引き方がわからない・・・
・水平線を引くコツはあるのかな?
このような悩みを解決しますよ!
FXにおいて、水平線という言葉を聞いたことがある人も多いはずです。
この記事では、今まで10年以上FXをやってきた中で何万本と水平線を引いてきた経験から、水平線の引き方や使い方などを初心者にもわかりやすく説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!
水平線も活用したもっちゃん自身のトレード手法を以下のnoteで公開しています。
気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね!
さぁ、あなたも今日から水平線マスター!
FXにおける水平線とは?
FXにおいて水平線が非常に重要なものだというのは間違いありません。
トレーダーの方で水平線を引いている方は結構いらっしゃいます。中には水平線だけでトレードしている方もいます。
また、水平線は一本の線だけという非常にシンプルなものなので、初心者にとっても比較的使いやすいツールになります。
では、ここで質問です。
水平線とは何でしょう?
ただの横に引いた線ではありません。それは、
水平線=レート
のことなんです。
当たり前な気もしますが、意外と意識してない方が多いです。水平線を引く理由、それはそのレートに線を引いて視覚的にわかりやすくしているのです。
重要なことなのでもう一度言います。
水平線=レート
これを意識したうえで水平線を引いていってくださいね!
水平線の呼び方
基礎知識として覚えておいてもらいたいのですが、水平線にも呼び方があります。
それは現在のレートの位置によって変わるのですが
- 現在のレートの位置より下にある水平線をサポートライン(上値抵抗線)
- 現在のレートの位置より上にある水平線をレジスタンスライン(下値抵抗線)
FXをやる上でこの呼び方は結構使われるので、知らなかった方はぜひ今回覚えて帰ってくださいね。
なぜ水平線を引くのか?
では、なぜ水平線を引くのでしょうか?
それは水平線を引くことによって、どのレートで買われやすそうなのか売られやすそうなのかを視覚的に判断しやすくなるからです。
チャートに水平線を何本か引いてみました。
一本の水平線の中で反発している場所がいくつかありますね?この水平線(レート)付近で売りと買いの攻防が行われているのです。
意識される水平線がわかれば、トレードを有利に行うことが可能になるのです。
水平線の使い方(エントリーの仕方)
では、水平線はどのように使えばよいのでしょうか?ここから説明していきたいと思います。
反発を狙う
一つ目は、水平線での反発を狙います。
レートが下がってきて、意識されそうな水平線が下にある場合、そこから反発する可能性があるので水平線付近からのロングエントリーを狙えます。
ここで注意点があるのですが、反発でのロングエントリーを狙う際は、水平線に当たった瞬間にエントリーするのはやめましょう。
水平線に当たった瞬間というのは、本当にその水平線が効くのかどうかがまだわからないからです。
水平線というのは反発する場合とブレイク(抜けていく)の2パターンがあるので反発せずにズボっと抜けていく可能性も十分にあります。
水平線付近での反発を狙う場合は、当たった瞬間ではなく水平線付近で何かしらの反発の値動きを見せた後にロングエントリーをするようにしましょう。
何かしらの反発というのは、
- 水平線でローソク足の陽線が出現する
- 水平線に当たったあとに、下位足などでWボトムなどの転換のパターンを形成する
- 水平線に当たった後に、直前までにできてる高値切り下げラインを上にブレイクする
などの、ロングが有利になる値動きを見せたときにエントリーしていくようにしましょう。
ブレイク後の押しや戻りを狙う
もう一つは、水平線をブレイクした後の押しや戻りを狙います。
ロールリバーサルやプルバックとも言われるのですが、水平線をブレイクした後はその水平線が今度は逆に意識されるようになることが多いです。
ここでも上記の反発の時と同じように、水平線上での反発を確認してからエントリーを行うようにしましょう。
トレードに活かすための水平線の引き方
では、水平線はどのように引けばよいのか?
水平線の引き方にもちろん正解はありませんが、コツとしては多くのトレーダー達が引きそうな場所に引くということです。
経験上、ここに引いておくと良いと思ったポイントを一つずつ説明していきたいと思いますので参考にしてみて下さいね!
目立つ高値安値
目立つ高安はどこですか?
まずは、現在のレートの位置から見て過去の目立つ高値や安値に引きましょう。
「目立つ位置」というのは世界中のトレーダーがそこを見ている可能性が高いということです。つまり、レートがそこに差し掛かった時に反応する可能性が高いということですね。
水平線をあまり引いたことがない人へのアドバイスとしては、一度チャート画面から顔を1mほど離したところから見たときに目立つ高値安値に引いてみましょう。
あまりチャートを画面近くで見ていると、どこでもここでも高値安値が見えてしまいます。
もっちゃん自身今でも、チャートが分かりにくい時は一度PC画面から離れて見ることがありますよ!
何度も反応している場所
反応してる=意識された痕跡がある
上記の図のように、過去に何度も意識されている(反発している)場所に引きましょう。
水平線というのは反発した回数が多ければ多いほど重要度が高くなります。何度も意識されているということは、多くのトレーダーが意識しているということ。
次にレートが差し掛かった時もそこで再度反応する、またはブレイクしたら再度そこで押しや戻りが入りやすくなります。
キリ番に引く
他の人と1ミリもズレずに引ける水平線
キリ番というのは、「キリが良い」ということで多くのトレーダー達が意識しているレートになります。
キリ番は末尾が00(ダブルゼロ)や000(トリプルゼロ)など、キリ良く終わる値のことだよ♪
キリ番はレートになるので水平線と同じですね。
しかも、このキリ番というのは自分で考えて引くのではなく、既に引く場所が決まっています。
ということは、トレーダー達の意識するレートが同じになりやすいということ=反応しやすいということになります。
キリ番に水平線を引くだけで、シンプルかつ優位性の高いトレードが可能になります。
- クロス円なら101.500や102.500、102.000など
- ドルストレートなら1.23500、1.24000など
ぜひ参考にして実際のチャートでどれほどキリ番が反応しているかを確認してみて下さいね!
FXで水平線を引くコツとは?
上記で紹介した水平線の引き方の他にも、引くためのいくつかのコツがあるので紹介していきますね。
どの時間足に引くのがいいのか?
大きい時間足から引く
水平線を引く際に良く迷うのが、どの時間足に引けばいいのか?
結論としては、自分の監視している時間足の大きい足から引きましょう。
例えば、日足・1時間足・5分足を監視している人なら、まず日足に水平線を引き次に1時間足、5分足と、上位の足から順番に引いていきましょう。
その際に、各時間足に引く水平線は色分けしておくと、後からチャートを見たときに非常にわかりやすいのでおすすめです。下の記事などを参考に色分けしてみて下さいね。
ローソク足の実体とひげのどちらに引くのが良いか?
水平線を引いていると必ず出てくる疑問の一つが、ローソク足の実体とひげのどっちで引けばよいのか?という疑問です。
これについてはこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
水平線を引く際の注意点
引きすぎない
水平線を引く際に注意してもらいたいのは、あまり多くの線を引きすぎないようにするということです。
多くの線を引きすぎると、一番大事なチャートの値動きが見えにくくなるからです。
一度引いた水平線をいつまでも残しておくとチャートが線だらけでわけがわからなくなるので、定期的に消していきましょう。
消すタイミングとしては、水平線を抜けたり戻ったりと機能していないと判断した時に消すようにしましょう。
多くの線を引きすぎないほうがいい、というのは多くの線を同じチャートに表示させすぎないようにということです。
水平線をまだあまり引いたことがない人は、どこに引けばいいのか分からないと思うので、数をこなすためにもとにかく引きまくりましょう!
FXにおける水平線の引き方まとめ
以上がFXにおいての水平線の引き方になります。
まとめますと、
- 水平線=レートのこと
- 「他の人もここに引きそうだな」と思うところに引く
- 慣れるまではとにかく引きまくって、意識されやすい場所を自分なりに見つける
機能している、または機能しそうな水平線を引けるようになるには、とにかく引いて引いて引きまくりましょう!
諦めずに何本も何本も水平線を引いて量をこなしていけば、必ず意識されやすい水平線が引けるようになります。
ぜひ、今回の記事を参考にして水平線を引いてみて下さいね!
それでは今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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