過去検証だけは何が何でもやってほしい・・・!
こんにちは!もっちゃん(@mottyanda)です!
FXは過去検証が大事!FXは過去検証が大事!ってよく耳にしませんか?
そうなんです。
FXでは過去検証がめっちゃ✕100大事なんです。
でも、僕自身もそうでしたが検証って何をすればいいのかわからず、悩んだまま気づけば何年も時が過ぎていました。。。
過去検証って何をすればいいんだろ・・・
と同じように悩んでいる方もきっと多くいると思います。
ということでこの記事では
・FXの過去検証をどうやったらいいかわからない・・・
・FXの過去検証は何から始めたらいいかわからない・・・
・FXの過去検証を効率良くするためのソフト(ツール)はあるの?
このような悩みを解決しますよ!
この記事を読めば、全く検証のやり方が分からない方でも、検証をスタートさせることができるはずです。
というのも僕自身、約1年以上ひたすら自分なりに試行錯誤しながらFXの過去検証をやってきたので、その経験をふまえて、できるだけわかりやすいようにお伝えしていこうと思っています。
- FXの過去検証の方法(手順)
- 過去検証を効率よくやるための、超オススメの検証ソフト(ツール)紹介!
この記事では上記のようにFXの過去検証のやり方や、おすすめの検証ソフトを紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、過去検証を実践してみてくださいね!
それでは早速見ていきましょう!
FXの過去検証をやるうえで一番大切なこと!(超重要)
まずこれだけは必ず意識しておいてほしいことがあります。それは
過去検証に完璧はないし正解もない
おそらく、いまだにFXで過去検証をやったことがないという人は、「無意識」に最初からきっちりやらないといけないと思い込んでるはずです。
なので、なかなか検証に手が付かないままズルズルと時間とお金だけが失われていくのです(泣)
FXの過去検証は複雑に考ええずに、簡単なものから始めちゃって全然OKです。
検証のデータを細かくエクセルの数式を使って、損益比率やらプロフィットファクターやらリスクリワードレシオやらなんやら堅苦しいワードもあるのですが、最初は気にしなくてもいいんです。
最初はね!
最初からガッツリ過去検証をやろうと思うとすぐに挫折してしまうので、まずはちょっとしたことから検証していきましょう!
小さな検証から始めても、徐々に
もっとしっかり検証したほうが良いかもしれないな
と思い始めてくるはずです。
この記事では「何をどうすればいいかわからない」という方向けに、まず0⇒1という最初の一歩を踏み出してもらうためにできるだけわかりやすく、FXの過去検証で必要最低限やるべきことを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧になってくださいね!
FXの過去検証のやり方は?
それではここからFXの過去検証の方法を説明していきます。
過去検証の基本的な流れは以下の6つです。
- テーマを決める
- データを取りつつ過去チャートを見ていく
- 取ったデータを一度集計してみる
- 気づき(=仮説)や条件を加えたり除外する
- ②~④を納得いくまで繰り返す
- リアルトレード(少額)で実践してみる
過去検証というと多くの人がイメージするのは、何かしらの手法(ルール)を過去チャートでエントリー⇒決済を繰り返してデータを取るというようなものだと思います。
後ほど説明していきますが、FXの過去検証にはいろいろなものがあります。
ただ、どのような検証でも基本的には上記の6つの流れに沿って検証していけば比較的スムーズに行うことができるはずです。
では、一つずつ見ていきたいと思います
FXの過去検証のやり方 手順① テーマを決める
まずはじめににやるべきことは、今から何を検証しようと思っているのかを明確にしておくということ。
つまりテーマを決めておくということですね。
これです。これが一番大事です。
最初に何を検証をするのかハッキリさせておかないと、ただただ過去チャートをチェックしておしまいになってしまうことも。例えば、
よし、ダブルトップができた後は本当に転換しやすいのか検証してみよう!
・・・あ、ヘッドアンドショルダーのほうが転換しやすいかもしれないな。一緒にヘッドアンドショルダーも見ていこう!
・・・ん?ここにフラッグの形があるな。フラッグができた後は本当にトレンド方向に伸びていきやすいのか気になるな。ついでにフラッグもみていこうかな!
気が付いたらいつの間にかあれもこれもと同時に検証してしまってますね。(上記で言えばチャートパターンを探そう!というテーマなら良かったのですが)
このようにならないためにも、必ず最初に今から何の検証をするのか?をはっきりさせておきましょう。
検証テーマの例
もしかすると、検証のテーマって何?って思う人もいるかもしれません。
この記事を書いてる間に思い浮かんだ過去検証のテーマの例をいくつか挙げてみたいと思います。
- 波のとらえ方はどうすればいいのかな?
- ダウ理論で目線の判断をするのって実際はどうなんだろう?
- ローソク足のパターンはどんなのがあるんだろう?
- 移動平均線を使ったグランビルの法則はどういう場面で使えるのかな?
- 前日、前週、全月の始値・終値・高値・安値は抵抗となりやすいのかな?
- ダブルトップ・ダブルボトムの形もいろいろありそうだから、転換しやすい形を探ってみよう!
- FXのサイトで見つけたこの手法って使えるのかな?
- リアルトレード中に思い浮かんだこのルールって実際に使えるのかな?
- この根拠を追加したら勝率が上がるかも?
- フィボナッチリトレースメントは50%と61.8%はどっちが効きやすいのかな?
- 転換してる部分って下位足ではどうなってるのかな?
- マルチタイムフレーム分析ってどの時間足を組み合わせるといいんだろう?etc…
挙げればキリがありませんが、このようにどれも普段のトレード中や、いろんなFXのサイトなどをみて気づいたことや疑問に思ったことをもとに検証のテーマを考えます。
検証のテーマはシンプルに
また、検証のテーマはシンプルなものが良いです。
最初から複雑なものを検証すると、本来のテーマを見失いやすくなります。
最初はシンプルなテーマを一つ、そしてそれを土台にした後で、検証していく中で少しずつ内容を付け加えていくようにしましょう。
検証には上記で挙げたようないろいろなものがありますが、ここからは基本的に「トレードルール」の検証を前提として説明していきます。
FXの過去検証のやり方 手順② データを取りつつ過去チャートを見ていく
続いては、先に決めたテーマについて実際の過去チャートをみながらデータを取っていきます。
そしてこの時、過去チャートを見る際には個人的にはMT4(メタトレーダー4)をおすすめします。
MT4は一般的な業者の取引ツールより膨大な過去チャートをチェックできるので、十分な検証データを取ることができます。
さてここで、
検証って検証ソフトとかでやったほうがいいんじゃないの?
と思う方もいるかもしれません。
確かに、最終的には細かいデータは取れる検証ソフトを使うことを僕自身もおススメします。
ただ、冒頭でも述べたようにFXの検証って何からやればいいのかわからない方が多いと思います。つまり、なかなか始められない状態でいるんですよね。
また、検証ソフトを使うにしても少なからず費用が掛かります。
なので、まず通常のMT4を使って過去チャートを見ていくことをおすすめします。
だんだん慣れてきてから、この記事の最後のほうで紹介する検証ソフトを使用して検証するようにしましょう。
めちゃくちゃお勧めのソフトがあるので後で紹介するね!
検証するルールに当てはまるポイントをどんどん見ていきデータを取っていく
検証テーマを決めた後は、MT4のチャートを使って過去チャートを見ながらルールに当てはめていくのですが、その際に大事なことがいくつかあります。
- 今からやろうとしている検証で何のデータを取るのかまず決めて準備しておく
- 気づき=仮説をしっかりと記録しておく
- 都合の良いデータ取りをしない
- チャート上に印をつけておく
検証を始める前に、これらをしっかりと行っておくようにしてください。
では一つずつ見ていきます。
①今から行う検証で何のデータを取るのかまず決めて準備しておく
ここの準備が結構大事です。多少時間がかかってもいいので、データを取る前に今からやろうとしている検証でどんな項目のデータを取った方がいいのかを考えて、エクセルやスプレッドシートを使い準備しておきます。
特に出先でも検証データを振りかえられるスプレッドシートは、めっちゃオススメ!
検証の内容によっても違ってきますが、トレードルールを検証するとした場合での最低限データを取っておきたい項目の例を挙げると
- 過去検証する期間
- 日付
- 通貨ペア
- 勝ち負け
- 上位足の状況(環境認識)
- 利確
- メモ
- チャート画像
もっちゃん自身、検証する際は以下のような形でいろんな項目を作ってデータを取ります。
僕自身エクセルの知識は皆無ですが、正直足し算引き算ができれば全く困ることはありません。
エクセルのデータを作ることが目的ではなく、FXトレードで成果を出すことが目的だということを忘れずに!
まず検証の準備として「項目を決めておくこと」がかなり大事なので、先にしっかり考えておきましょう。
②気づき=仮説をしっかりと記録しておく
実際に過去チャートを見ている途中で
・・・ん?こういうところってダブルボトムになって上がってることが多い気がする?
ダブルトップの形っていろいろあるな~。なんとなく右肩下がりだと下げる確率が高い気が・・・する?
エントリーしたあとに逆行するところって、いつも上位足の移動平均線が近い時な気がする?
短期足って目線がころころ変わるなぁ・・・ってことは短期足だとダウ理論ってほとんど効かないなんじゃないかな?
などなど、いくつか例を挙げてみましたが(実際に僕自身が検証してて気づいたことの一部だったりします)、過去チャートを見ていくと、数えきれないほど「・・・もしかして?」が生まれてくるはずです。
その時の「もしかして?」をすぐメモに取っておきます。この気づきが過去検証では特に大事になってきます。
③都合の良いデータ取りをしない
過去チャートをみながらデータを取る際に、どうしても都合よくデータを取ってしまうことがあります。ここが非常に厄介なポイントでもあります。
例えば
ここは若干エントリーポイントのラインに届いてない気もするけど、ギリギリ届いてるってことで勝ちトレードとして記録しておこう
せっかくここまで長い間データを取ってきたんだし、これでこのルールが使えないのは嫌だからここも勝ちトレードにしておこう
このようなことをほぼ無意識レベルでやってしまうことがあるんです。
もっちゃんも結構な頻度でやってしまってました・・・
こうなると、せっかくデータを取っていても全く意味がなくなります。
無意識にやってしまうことが本当によくあるので、できるだけすぐ気がつけるように目に留まるところにメモしておきましょう。
④チャート上に印をつけておく
これもしっかりとやってほしいのですが、ルールに当てはまるポイントにはしっかり印をつけておくのをオススメします。
以下の四角のような感じですね。
なぜこうするのかというと、過去検証は何度も繰り返し行うので、2度目3度目以降の検証の時にパッとわかるようにしておけば、効率がグンと上がります。
簡単に効率を上げられる方法なのでぜひやってみてくださいね!
ということで、ここまで注意点をいくつか説明してきました。あとは実際に自分の決めた期間のチャートを過去から手動で動かしていき、データを取っていきます。
FXの過去検証のやり方 手順③ 取ったデータを一度集計してみる
データを取り終わった後は、一度各項目を比べてみます。項目の中で勝率が良いものや悪いものを探し出します。
例えば、
- 「勝ち負け」と「時間」の項目をチェックしてどの時間帯が勝率がいいのか悪いのか
- 「勝ち負け」と「3波or5波」の項目をチェックして、本当に3波のほうが勝率が高いのかどうか
上記に関して簡単にですが表を作ってみました。
これだけだと圧倒的にデータが少ないので何とも言えませんが、このように取ったデータを組み合わせてみることによって、検証しているルールの良い条件や悪い条件などを発見することができます。
取ったデータをいろいろと調べてみて下さいね!
FXの過去検証のやり方 手順④ 気づき(仮説)や条件を加えたり除外する
手順②でチャートを見ていく途中で気づいたこと(=仮説)をメモに取っていたと思いますが、その気づきを整理し考え、項目として加えたり除外していきます。
また、手順③で集計して浮かび上がった良い条件や悪い条件なども項目として加えたり除外します。
例えば、短期足でダブルボトムができたときは反転しやすいかも?という気づきを得たのであれば、項目に「ダブルボトムありorなし」を付け加えて、データ取りをしてみる。その後、ありorなしの勝率をチェックしてみる。
得られた気づきをしっかりと次のデータに活かしていきましょう。
ここは頭を使うところなので、焦らずね!
FXの過去検証のやり方 手順⑤ ②~④を納得がいくまで繰り返す
あとは、手順②~④までを納得がいくまで繰り返して、優位性のある(トータルで利益が出そうな)ルールを作っていきます
データを取る⇒集計する⇒気づきなどを加え再度データを取る⇒繰り返し・・・
この作業は最初はいいのですが、何度も繰り返していくとだいたいの人はおそらく飽きてきます・・・(汗)
検証が楽しい!と思えた方はもしかしたらそこまで苦痛に感じないかもしれませんが、多くの人は途中で投げ出したくなるかもしれません。
それでも、いろいろと気づきを得ながらデータを取っていき、優位性のあるルールができるまで頑張りましょう!
ここが検証で一番大変なところ!挫折しかけてもくじけず頑張って!
FXの過去検証のやり方 手順⑥ リアルトレード(少額)で実践してみる
過去検証を繰り返し行い、自分なりに納得のいく結果が得られたのであれば、次にやることは実際にリアルトレードで数をこなすこと。デモトレードではなくリアルトレードというところがポイントです。
デモトレードでも悪くはないのですが、どうしてもエントリーが適当になってしまいがちになることがあります。
リアルトレードで、今まで行ってきた検証を実際の相場で迷わず使うことができるのか?というのを確かめるのが重要になります。
そして、リアルトレードを行う際は必ず少額で行うようにしてくださいね。
検証で優位性の高いルールが出来上がったからガンガン稼いでいくぞ!
って思いながらトレードすると、ちょっとした負けにメンタルが影響して検証通りのトレードができなくなります。資金管理(自分の資金に対して1~2%ほどのリスクにコントロールするなど)をしっかりと行い、ロットは少しずつ上げていきましょう。
また、少額トレードを行うにあたってオススメなのがもっちゃんも利用中のXM Tradingという口座を利用することです。
このXM Tradingは最低10通貨単位(100pips動いて10円)から始めることができるので、資金をほとんど減らさずにリアルトレードでの経験を積むことができます。
また、今なら無料口座開設で13000円がボーナスとしてもらえるので資金0から実践できます。
ぜひXM Tradingを利用してみて下さいね!
\今すぐ登録で13000円もらえる!/
FXの過去検証を効率よく行うためのソフト(ツール)を紹介(超オススメ!)
ここまで検証の方法を説明してきましたが、実際に検証をやってみるとかなり大変です。そしてあなたはきっとこう思うはず。
何か効率の良い検証方法はないかな?
同じ作業の繰り返しがほとんどなので、できるだけ効率よく検証したくなるんです。
そこで検証を効率よく行うための超オススメのソフトを紹介します。
トレードトレーナー(TradeTrainer)
FXの検証ソフトに様々なものがあります。
このブログでも以前は「フォレックステスター」などを紹介してきました。フォレックステスターは聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、2022年の終わり頃にとんでもない検証ソフトが現れたんです・・・
それがこのトレードトレーナー(Trade Trainer)です。
詳しいことは以下の記事でどこよりも分かりやすく解説していますので、ぜひ一度目を通してみてください。
この検証ソフト、めっちゃほしくなりますよ(笑)
FXの過去検証のやり方まとめ(意味ない検証なんてない)
それでは、最後にもう一度まとめておきましょう。
- FXの過去検証には完璧も正解もない
- 手順①テーマを決める
- 手順②データを取りつつ過去チャートを見ていく
- 手順③取ったデータを一度集計してみてる
- 手順④気づき(=仮説)を加えたり除外する
- 手順⑤②~④を納得いくまで繰り返す
- 手順⑥リアルトレード(少額)で実践してみる
- 検証を効率的に進めるために検証ツールを導入する
大事なのは完璧にやろうとせず、とにかく数をこなすこと。
僕自身も1年近く検証をやってきましたが、すべての検証結果を実際に活かせているわけではなく、検証で得たデータや気づきのほんの一部だけを活かしながらトレードを行っています。
正直に言うと、無駄になってしまった検証がほとんどです・・・
でも、その無駄だったな~と思う部分も含めても、間違いなく検証をやってよかったと今強く感じています。
量からしか質は生まれない
検証をやって無駄だったなと思う部分もあるかもしれませんが、決して無駄ではなかったと思える時がきっとくるはずです。
この記事の内容を参考に、小さな検証でもいいので少しでも手を動かして過去チャートをみてみてください。
きっとあなたのトレード人生が変わるはずです。
今回も記事を最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは
勉強させていただこうと思います。
とても分かりやすく書かれていて、今まで見てきたものより早く勉強していけそうです。
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
図々しいのですが、さっそく質問させてください。
今回のこの「過去検証」のやり方で、最初はMT4で、とありました。
④チャート上に印をつけておく
の項目で、画面が張り付けられていましたが、これはMT4での過去検証の例でしょうか?
4Hという文字とともに、線分が引かれていますが、この線分はどうやって引いたのでしょうか?
MT4の描画できる種類が少なく、線分や色変えがとても面倒で、時間がかかって仕方ありません。
便利な描画方法を探したのですが、DRAWなどだと手書きで線が歪んでしまって、綺麗に引けません。
どうやって描画されたのか、教えていただけませんか?
お手数をおかけいたしますが、お時間ありましたら、よろしくお願いいたします。
初めまして!
コメントありがとうございます。
検証の記事の「4Hと書かれた線の引きかた」ですね。
これはMT4の機能だけで書いています。
線はトレンドラインを使って横に引いているだけですね。
トレンドラインを引く際は選択状態(3つ小さな四角が出ている状態)で両端のどちらかをShiftキーを押しながら引っ張ると簡単に真横に引けます。
あと、4Hという文字に関しては、
➀引いたトレンドラインのプロパティを開く
➁全般⇒説明のところに表示させたい文字を入力
➂チャート上のどこでもいいので右クリックでプロパティ⇒全般⇒「ライン等の説明を表示」をチェック
これで表示されるようになるので、ぜひ試してみてください。
自分も他の描画方法を試しましたが、最終的にMT4上でトレンドラインを使って書くということに落ち着きました。
また、何か分からないことがあれば気軽におっしゃってくださいね(*’▽’)